母の英才教育
⭐︎3歳までに好きだったこと⭐︎
ボードパズル
恐竜(ダイナソーの影響)
宇宙(スターウォーズの影響)
数百ページある車のカタログの紙の手触りが好きで気の済むまでめくること
集中力のある子どもだったと思う
言葉を話し始めるのはすごく早かったらしい
母曰く、1歳で桃太郎を全部読めたと。
ここで母がうちの娘は天才だと勘違いした…
お受験幼稚園を受験し、入園した。
私の当時の将来の夢は
宇宙飛行士又は恐竜博士だった。
ぶっ飛んだ母は3歳児にNewtonを読ませた。
怒られながら泣きながら漢字を読んだ記憶がある。
このNewton未だに実家にある。
後にも先にも3歳でNewtonを読んだのは私だけだろう。笑
ちなみに妹はといえば、
ムチッとガタイが良く歩き始めるのが早かった
母は妹に学力の面では何の期待もしていなかった
ニコニコしているだけでいいのだと。
未だにあの子はバカだから仕方ないとバカ呼ばわり。(育ててないのに決めつける母も大概だ)
離婚する時、親権争いで揉めていた。
どちらかは父の家にと…
母は私の方が賢いと思って
まだオムツも取れていない妹を引き渡した。
何度も考えたことがある
この時父に引き取られていたら
どんな人生になっていたのだろう…
いつからか
勉強=怒られる、泣く=負のイメージ
私は勉強が嫌いになった。
私は天才ではない。
子どもながらに傷ついた脳が
適応しなきゃと早く発達した結果がこれだ。
数年前のニュースで虐待死した子どもが
年齢とは思えない文章を
必死に書いた手紙を残していた。
多くの大人が驚き涙する中
私は
あ、私と一緒だ
と思った。