うさぎとねこ

心の断捨離

重い話

今日は少し重い話

 

母には怒られるのが怖くて怖くて

毎日のように嘘をついていた。

お菓子食べたか食べてないか

ほんの些細なことでも

嘘ばかりついて

言い訳するなら

身を守るために必死だった。

嘘つきは泥棒の始まり

毎回そう言って怒られてた。

 

小学2年生の夏頃

私は過ちを犯した。

内容は覚えていない。

 

母が仕事に出る直前に何かを見つけて

そのまま仕事へ…

私は既に携帯を持っていたので

なり続けるメール

 

内容は

『てめぇ帰ったら覚えとけよ。

ボコボコにしてやんからな。』

庭でこのメールを読んだ私は

怖くて怖くて

必死で言い訳を考えたけど見当たらなくて

家に居たら殺されるから逃げなきゃ

そう思ったけど

家出なんてして見つかったら

それこそ本当に殺される

どうしようどうしょう

あ…

"死んじゃえばいいんだ"

死んでも追いかけてきそう

やっぱりどうしようどうしよう。

あぁ…

"この世から消えていなくなりたい"

 

この時は思っただけで

それ以上に何か考えることも無かった。

でも

初めてそんな感情が芽生えたこの瞬間は

鮮明に覚えている。